音声コンテンツにあって、動画コンテンツにないもの

音声コンテンツにあって、動画コンテンツにないもの

シュールだ~。

何ていうかこう、レベルたけーっ、て思わされるというか、

センス溢れる「言葉だけで心を掴む世界」にスーッと引き込まれるしまう?

映像なきは、言葉の「言語化による表現」を要するわけ。

僕は車の中でよく “ 聴く ” んだけど、なんせ「おもしろいんですよ。」

何度でも聴きたくなるし、どーも笑かしよるんです。

え? 何がって?

んじゃぁ、とりあえずコレきいてみてよ。

※ 当たり前だけど「音」がでるので「音量」には注意して調整してください

すべて再生すると、約7分くらいあるけど、少しだけでも聴いてみて下さい。

再生ボタンをおしてね。

↓↓↓

聴いたことありましたか?聴いたことあった方もいるでしょう。むしろ毎日のように耳にしている方もいるかもしれません。

コレ、「ラジオのCM(コマーシャル)」

「リポビタンD」のラジオCMの20パターン総集編。

20種類とも全部聞いてほしいのですが、どれもこれも、サイコーに面白くて、センス抜群でしょー。

ところで「ラジオ」聴きます?

「ラジオ」ってメディア、生活の中にあります?

「ない?」それは残念!

僕は、20代のころから「ポッドキャスト」や「ラジオ」などの音声メディアが大好きで、いわゆる「リスナー」ってやつ。

聴く場所は、自家用車が主なんですけど、なにげに楽しみなのが、この「ラジオCMシリーズ」。

朝から(出勤時)車中で、おもわず「クスクスっ」ってなるんです。眠気覚ましの「クスクス」って。

たまにツボにはまると「ケラケラ」レベルで一人、車中で笑ってしまうこともあるのだ。

今回は、ラジオを始め、音声メディアの魅力を、あますことなくご紹介。といいたいのですが、ちょっと書ききれないほどわんさかあるので、ちょっとだけ、音声のメディアってサイコーなんだぜってお伝えしようと思います。

コレを聴け!クリエイティブすぎる「ラジオCM」

さて、「ラジオ」を聴いていると、テレビと同じように番組の間に「CM(コマーシャル)」が流れるのですが、そのほとんどの「CM」が、ただならぬユニークなものが多いじゃない。

「ギャグ」とか、「ボケ」とかの笑いとは違った、何ていうか、「シュール」なんですよ。

普通に聞いてると「ギャグ」をかましてるわけでもなく、「ボケ」てるわけでもない、けど不思議と笑ってしまうんです。さりげない「オチ」がじつに、シュール。

街を歩いている時とか、電車の中とかで、近くにいる全然知らない人の会話が、なにげに耳に入ってきて、その会話がどうしてかおもしろくて、思わず「クスっ」て笑ってしまいそうになる事ってあるじゃない。

たとえば、こんな。

もう随分前のことなのですが、とある家電売り場でに買い物に行った時の話です。(何を買いに行ったのか思い出せないのですが)

ウロウロ店内を回遊しておりましたところ、おもちゃ売り場のコーナーに、お父さんとその息子(幼い)がおりまして、どうやらその息子がお父さんに「おもちゃ」を買ってもらえる、よくあるシチュエーション。

僕はすごく近くにいたもんだから、(僕はおもちゃを買う予定はなかったけど)その親子の会話が、もろに聞こえてくるんです。

その時の会話が、こうでした。

父:「どれにする?決めや。」

子:「コレとコレがいい。」

父:「アカン、2つも買われへん。」

子:「えーっ。」

父:「どれにする?はよ決めや。」

子:「じゃぁ、コレとコレとコレ。」

父:「アホ、増えとるやんけ」

とまぁ、ホッコリ親子のユニークな何気ない会話でしたが、その「2人のやりとり」を耳だけで聞いた時の、面白さ。わかります?

ラジオの面白さって、この普通を演じる「やりとり」の会話の中に「ポロッ」とあまりにも自然にでてしまった笑いのオチがギャップを生み、瞬間的に吹き出しそうになるスイッチが入ってしまうんですよ。

さらに、ラジオCMの上手いところは、先ほどのお父さんと子供のように、シニカルかつ、コミカルなやりとりといった日常的なシチュエーションの内容が多く、その後にかならず、商品名もしくは、企業名をいって締めくくるところにあるのだ。

例えば、先ほどの「リポビタンD」のラジオCMを言語化してみると、

夫 「体重を減らすためにジョギングでも始めよっかな~」

妻 「何 言ってるのよ あなた。増えるからダメよ」

夫 「えっ?どうして?」

妻 「洗濯物が増える!」

“ファイトー!イッパーツ!”

肉体疲労時の栄養補給・滋養強壮に大正製薬のリポビタンD!

指定医薬部外品です。

どうです、ちょっと言葉にするだけではわかりにくいのですが、大塚製薬のリポビタンDのCMは「 ファイトー!イッパーツ! 」のタイミングが「絶妙」といいますか、いってみれば、この「 ファイトー!イッパーツ! 」がボケに対する「ツッコミ」になっているんですよ。

さらにさらに、この 「 ファイトー!イッパーツ! 」 のツッコミは、深いものがありまして、テレビ版の「リポD」CMだと、 「 ファイトー!イッパーツ! 」 という威勢のいい掛け声によって、強引に締めくくられるかもしれません。

だけど、ラジオ版「リポD」CMは、「ファイト」してない。妻からせめて「がんばって」の一声でもかけてきそうなのですが、そんな期待を裏切る「洗濯物が増えるから」で止められる。

こうして夫のせっかくのやる気は、あっさりと奪われてしまうのです。夫にしてみれば「何か言い返してやりたい」でも言い返せない。言い返そうものなら、「じゃぁ、あなたが洗濯担当する?」と、やり返されるのは見え見えだから。

なさけない、せつない、でもなんだか腹立たしくも思える、でも結局は何も言い返せはしない・・・。これが現実か、入り混じる感情、そこへ響く、 「 ファイトー!イッパーツ! 」 の奮起だたせてくれる力強い声。

リスナーはこのとき、しょんぼりと背中を丸めた夫の姿を想像し、「クスッ」と笑ってしまうのです。

どうです。ラジオCMならではの意味深な「ツッコミ」じゃない。

なんて、クリエイティブ。なんて、シュールで絶妙な「間」。最高!傑作!と思いません? 

音声のみだからこそ可能とするこの「ユニーク」さは、ラジオCMならではの類稀ない演出だと思うんです。

ラジオのCMは、どれもこれもほんと、笑かしてくれる傑作がたくさんあって、「ラジオCMコンテスト」とか、全国各地域事に開催されているほどで、一流のクリエイターさんが手がける “ 本気 ” なんです。「ラジオのCM」ってのは。

いろいろ紹介したいのですが、僕は、「引っ越し侍」のラジオCMが大好きで、じつに傑作。もしよかったら、引っ越し侍の公式サイトで、その「ラジオCM」が聴けるので、リンク貼っておきますね。おすすめですよ。笑えますよ。

【公式】引越し侍ラジオCM「族」篇 60秒|引越し侍

ラジオのCMにはとにかくセンスがあふれているものが多い。限られた20秒から60秒ほどの短い時間で、映像を使わずに面白い会話のやりとりやナレーションで、リスナーの心をつかむ。そんな、考え尽くされたクリエイティブ精神が楽しめます。

ラジオはすっかり聞かなくなってしまった方、もしくは、ラジオなんて全然聴かない方にも、 素晴らしきラジオCMの世界に、耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

音声コンテンツにあって、動画コンテンツにないもの

昨今、ユーチューブというモンスター動画が圧倒的な人気を博しているが、動画にはない、音声コンテンツならではの特徴があります。

まず、動画コンテンツにあって、音声コンテンツにはないもの。それは、 ビジュアル(映像)。

例えば車内の広さが、ウリの「自動車の宣伝」であれば、テレビや動画CMの場合「車内が広い」という説明をしなくても、家族が伸び伸びと楽しそうに車内でくつろいでいるシーンを映せば、視聴者にはひと目で広さが理解できちゃうわけです。

しかしラジオなどの音声のみ場合、どうしても「何らかの言葉」で車内の広さをリスナーに説明する「言語化」を必要とする。この「言語化」した言葉の表現をリスナーは聴き取ります。これがどういう事なのか?

言語化した言葉を聴く「音声コンテンツ」にしかなくて、「動画コンテンツ」には得られないものとは何でしょうか?

それは、「想像する力」を引き出すこと。「想像力」を活性化させるのである。

「想像力」をかきたてることで脳が鍛えられる

ラジオで人が話す声だけを聴いていると、話している内容や場面などを想像するでしょう。

この音声だけの言語化した話し言葉を想像する行為は、脳の「前頭前野」という部分を活発にさせるものです。「前頭前野」は想像や感情、行動などの働きを司る重要な部分であり、前頭前野の働きが活発になれば、脳が鍛えられるとされています。

テレビやユーチューブなどの動画は、「視覚情報」が伴いつつ「音声」も流れているため、ラジオと同様の効果が得られるのではないか、と思われがちですが、視覚情報があるとないでは大きな違いがある。

人は外部から入ってくる情報の、約8割を「視覚」から得ています。そのため「視覚情報」がすぐ目に入ってくると、動画内容やそのシーンが即座に把握できてしまいます。仮に音声がなくとも、大方の理解ができてしまうのが視覚(ビジュアル)の優れたところなのです。

ですが、 「視覚」から得られる情報のほとんどは直感的に理解できてしまうため、「何も考えず」眺めているということが可能。ぼんやりテレビを眺めているとき、目は画面を見ていても、何も考えていないことが時々あると思います。

つまり、テレビやユーチューブ動画をダラダラ見ていても、ほとんど「想像力」は活性化しない、脳が活性化する効果があまり得られなくなってしまうのです。

一方、視覚情報に頼らない音声だけを流す「ラジオ」「ポッドキャスト」「オーディオブック」は、「耳学」といわれ、脳の働きを活性化させることができるといわれるその背景には、 “ 想像する力 ” が大きく関与してるのでしょう。

ラジオCMの意外な宣伝力

冒頭で、「おもしろラジオCM」をご紹介しましたが、おもわず「クスっ」となってしまった後の、商品名とか、企業名を最後に告げて締めくくる。というのが定番です。

実は、この定番の流れには、リスナーに広告内容をより記憶させる「カラクリ」が潜んでいるのです。

例えば、先ほどの「リポビタンD」ラジオCM。

夫 「体重を減らすためにジョギングでも始めよっかな~」

妻 「何 言ってるのよ あなた。増えるからダメよ」

(リスナーはここで一瞬、「なぜジョギングをすると体重が増えるのか?」と考え想像させられてしまいます。)

夫 「えっ?どうして?」

妻 「洗濯物が増える!」

“ファイトー!イッパーツ!”

肉体疲労時の栄養補給・滋養強壮に大正製薬のリポビタンD!

指定医薬部外品です。

意味がわかってしまえば他愛のない話かもしれません。しかし、リスナーが「なぁんだ」と思った瞬間、想像力が活発になっている。何かを想像しようとするとき、脳の記憶しようと働くので、その瞬間に「商品名」を発すると、その商品名はより記憶に残る、という仕組みになっているのです。

「ファイトー!イッパーツ!」と叫んだ後に、「肉体疲労時の栄養補給・滋養強壮に大正製薬のリポビタンD!」。ってね。

考えてますねー。やはり、シュール。巧みにシュールだ。

たまには「音声」なんかも聴いてみようよ

ユーチューブは確かにおもしろい。ですが、そのビジュアル情報ばかりが習慣化してしまうと、まず想像力の低下を招いてしまう。

だったら、ユーチューブの画像は見ないで、音だけ聞けばいいんじゃない?

って思ってしまいそうですが、私は、プロのクリエイター達が、「ビジュアルを言語化したその表現」を是非とも耳にしてほしい。

ラジオの天気予報と、テレビの天気予報では、言語化された表現がまるで違う。野球中継も、ラジオではまるで「速聴」。こりゃぁ脳も活発化するわけだわ。

音声コンテンツのいいとこは、「移動中」とか「スキマ時間」を活用できるところにあります。スマホとイヤホンさえあれば、両手がふさがることもなく、「ながら聴き」されるリスナーも多いとききます。

僕の場合は、昔から「本」をよむのがダメダメ、文字情報が苦手だったので、そんで「音声コンテンツ」(特にポッドキャスト)にハマったのがキッカケでした。今でもラジオは車中で聴くのですが、「ポッドキャスト」をほどんど聴かなくなってしまった。

「ポッドキャスト」に関していえば、もうかれこれ20年くらい前から親しんできた。本を読むのが苦手な僕の知識習得と、情報収集の「救世主」だったわけなのです。

“ 耳で読書 ” ありでしょ。

どうやら「台風は」過ぎ去ったもよう。

“ 台風一過 ” という言葉がありますが、 お空の雲は一層され、夜空の星座たちは煌々と、星空観測は自由研究の人気者。台風が通り過ぎた、今夜は「天体観測日和」。

おやおや、どうやら「天体観測」を楽しんでいるのはカエル達のようだ。

“ 台風一過 ” という言葉がありますが、澄んだ夜空の星空を眺め、「カエルの合唱」を今夜は開催しているらしい。

“ 台風一過 ” という言葉がありますが 、お空を見上げれば澄んだ夜空が、耳を澄ませばカエルの合唱が、どうやら何かを「想像したい」気分になってしまうのだろう。

そうか、こんな時は、ラジオを聴いて、想像を楽しんでみようか。

“ 台風一過 ” という言葉がありますが 、 澄んだ夜空の「天体観測日和」のこんにちは、澄んだ空気間に音がよく通るようだ。

こんな日を「ラジオ日和」というのだろう。