「目標の抽象化」で “ 継続 ” は確実に実現している

「目標の抽象化」で “ 継続 ” は確実に実現している

目標を達成するには、具体的な行動計画が必要。そしてその行動計画も継続させることでやがて実ってくるというもの。

いわゆる継続は力というモノです。

続ける力とは、毎日欠かさず続けることだろうか?

例えば「毎日30分間のジョギングを続けよう」という具体的な行動計画を立てたとします。

始めの1カ月くらいはどうにかこうにか続けることはできるかもしれないが、やがて徐々に苦痛を感じはじめ、継続させることが難しくなってくることはだれにでもあること。

やる気はあったとしても、天候に優れていない日もあれば、体調の悪い日も当然ながらあるわけです。

ですが、よく考えてほしいのですが、なぜ、ジョギングを続けようと思ったのか?

健康のため、体力の維持・向上、運動不足解消、ダイエット、体型の維持、運動能力の維持・向上など、何かしら目的が必ずあるから始めたはず。その目的を達成させるために、「毎日ジョギングをする」という手段を選択したはずです。

例えば、来年の市民マラソンにでることを決意し、「1年間で10km走れるようになる」という目的があるとします。

ですが、ただ闇雲に「毎日続けてトレーニングをする」と決めたとしても、効率的な成果は出にくいし、それに「飽き」が出てきます。

目的が「1年後の市民マラソンに参加する」ことを達成させるためには、今日から1年間の間にさまざまなプロセスのり越えなくてはいけません。毎日継続して、かかさずトレーニングし続けられるほど甘くはないわけです。

例えば、雨が降ったりなど天候に優れない時のことを想定していなかったので、その時は自宅でストレッチや簡単な筋力トレーニングすることにした。

週5日で始めたが少しオーバーワーク気味なので週3日に変更した。ジョギングシューズの選び方を調べたり、服装やシューズ選びの知識に関することや正しいフォーム、呼吸の仕方などを自分で勉強したり、誰かに教わったりすることなど、具体的な行動はざまざまあることでしょう。

これらすべてのプロセスは、「1年後の市民マラソンに参加する」ことを達成させるための「手段」です。

マラソンに関するトレーニングビデオやユーチューブにアップされた動画を見ることも、どんなささいなことでも、目的を達成するための具体的な行動に値しているのです。

しかし、「毎日ジョギングをする」「毎日かかさずトレーニングを継続させる」ことを決意してしまうと、1日でもそれができない日があれば、「自分は続けることができないから情けない」と思い込んでしまう。

手段が目的化すると継続できない

先ほども言った通り、「1年後の市民マラソンに参加する」ことを達成させるための「手段」は、さまざまなプロセスがあるわけです。

毎日ジョギングをする、継続することだけが、具体的な行動ではありません。やる気がでなくて走れない日も、体調がすぐれなくてサボってしまうことも、膝が痛くなって1カ月ほど走るのを中止した時も、全てが具体的な行動の一つであり、乗り越えるための必然的なプロセスなのです。

目的は、「1年後の市民マラソンに参加する」ことであり、「毎日ジョギングをする」ことではありません。

「手段」が「目的化」してしまうと、そこことだけに固執してしまい、自分で自分を、がんじがらめ状態に追い込むことになる。

要は、継続させるということは、その目的にちゃんと向かっていれば、途中どんなプロセスを辿ろうとも、確実に継続させていることになっている。ということです。

続けられないから自分はだめだと思い込んでしまうのは、「毎日続けなくてならない」ことが目的になってしまっているからです。

掲げた目的は、「1年後の市民マラソンに参加する」です。その手段は、たった一つの「手段」にこだわる必要はありません。

目標は具体的なものより、抽象的なものの方がよい

目標を達成させるためには、具体的な行動計画を立てる事が大切。一般的にはそういわれます。

しかし、目標があまりにも具体的すぎると、かえって自分を苦しめることもあります。

先ほどの「毎日ジョギングをする」ということを目標にしてしまうと、それができない時、掲げた目標はそこで諦めてしまいますが、「1年後の市民マラソンに参加する」ことが目標であるなら、毎日ジョギングをすることだけにこだわる必要なないはずです。

そして、「市民マラソンに参加する」という目的は、「いつまでも健康でいたい」という本来の目的があり、さらにその目的は、「何かしら自分に自信を持ちたい」という目的があるのかもしれません。

目標を具体的に設定してしまうと、その手段は限られてしまい、そのことだけにこだわってしまうが、上位の目的、つまり、目標を抽象化させることで、幅広い手段がある事に気づき、毎日続けるとか、サボってはいけないとか、そんな細かいことでつまづいたりしません。

手段は、いくらでもある。上位にある本来の「ゴール」にむかっている限り、それは、確実に継続している状態なのです。

たった1日サボってしまった、継続力がない決めつけてしまう前に、「自分は今、ゴールに向かっているか?」を問いたててみよう。

ゴールに向かっている限り、諦めてしまっていはいない、継続をストップさせてしまったわけではない事に気付こう。