「いいこと日記」は自己肯定感を上げる最強のツールだ。

「いいこと日記」は自己肯定感を上げる最強のツールだ。

想像というのは、単純に何かを考える「思考」と、イコールではない。

「思考」というのは、考える事ではあるが、何かを成し遂げよう、あそこに行ってみよう、こういうものを作ろう・・・など、これらは「意思のある考える」です。

「こうしよう!」と思った意思を成し遂げるまでに、1年なり、2年なり、あるいは10年なりとかかるとします。

たとえば、子どもの頃に「宇宙飛行士になろう」と決めて、強い意思で、「宇宙飛行士になる!」と誓ったり、念じているだけでは、当たり前ではあるが、何をどうすればいいかわからないままで終わってしまいます。

ですが、僕たちは、「こうしよう!」という強い意思を持つことはあるが、そう誓ったり、念じることしかしていなのかもしれません。

思考(+想像力)は現実化する

「意思(思考)」と「想像」は違う、と冒頭でいいました。

「想像」とは、自分がそこに到達できたというゴールをイメージし、ゴールに到達するまでの間に、「どういうルートで到達しよう?」「到達したときにはどんな気持ちがするだろうか?」「到達までのプロセスでどんなことが起き、そのときはどう解決したらいいだろう?」といったことを思い描くことです。

宇宙飛行士になりたいというゴールをハッキリと想像することで、「こういう能力、こういう知識も必要だ」「強い身体も必要だ」ということが、どんどん見えてくる。

そこで、「それらをクリアするには、どんな勉強が、トレーニングが必要なのか?」と想像できるかどうかが、宇宙飛行士になれるかどうかの分かれ道。

プロセスを現実化させていくための絵を描く力、それが想像力です。

「思考は現実化する」という言葉を聞くことがあるが、ここには大切なステップが抜けている。

間に「想像力」がなければ、思考は現実にはなりません。思考を盛り上げ後押しする力、一つひとつ組み立てて、完成品を自分の心のスクリーンに明確に描く力=想像力が必要なのです。

「こうなりたい!」と強い意思を持ったとしても、「想像力」がなくては、絵に書いた餅にさえならず、どこかの政治家のあてにならない「マニフェスト」みたいになってしまうのである。

では、想像力をつけるにはどうすればいいのでしょうか。

想像力は、イメージすること、日々イメージするトレーニングを重ねる事で、想像力をつけることができる。

そこでおすすめなのが「日記」。

「いいこと日記」の効用

日記を書くには、その日の出来事を思い出す必要があります。

「思い出す」という作業が、想像力を刺激して、活性化させるトレーニングになります。

「あんなこともあったな。こんなこともあったな」と思い出すとき、頭の中では高度な処理が行われています。

日記を習慣にして、毎日続けることで、想像力が鍛えられます。

さらに良いことに、その日の出来事を思い出す行為は、その思い出したことはより記憶するとされます。

例えば、今日、学校で先生に叱られたことを思い出し、その事を日記に書くと、その、叱られたことが記憶に残ります。

ですが、今日、学校で先生にほめられたことを思い出し、その事を日記に書くと、その、ほめられたことが記憶に残ります。

つまり、想像しながら思い出す行為は、脳内に記憶に残りやすい、ということなのです。

毎日つける日記に、「今日会ったいいこと」だけを思い出して書きつづければ、「いいこと」が思い出として残るということになる。

ですが、そんなに毎日「いいこと」ばかりであるはずがありません。むしろ、辛いことや悲しいことの方が多いかもしれません。

いいことを書きたくても、そもそも「いいこと」が思い出せなかったら、どうしようもないわけ。

ですが、日記というモノは、たとえ「いいこと」が思い出せなくても、「いいこと」を綴ることができる魔法のツールなのです。

日記には、今日会った事を、ただそのまま書くだけのものではないということ。日記は、新聞記事でもなく、報告書でもありません。

今日の出来事(事象)に対して、自分は「どう思ったか」「どう感じたか」「これからどうするべきなのか」など、事象に対する自分なりの心象を、自由に解釈して書けばいいのです。

つまり、日記はエッセイ、自分だけのエッセイ集なのです。

例えば、こんなふうに日記に書いてみるとしよう。

今日、学校で、またまた先生に叱られた。ほんとヘコむ・・・。

なんで、先生はあんなに怒ったりするんだろう。

何が悪いんだろう?って、よく考えてみたら今日怒られたことは、そういえば、前も同じことで怒られたような・・・

前に怒られた時、僕はその場で「わかりました」っていったけど、ほとんど反省してなかった。

そのときちゃんと、反省して、同じことで怒られないようにするには、どうすればいいかを、ちゃんと考えておけばよかったのかもしれない。

だとすると、先生が怒るのは、僕が「同じ失敗をしないために」という理由があったのだろうか。

僕が、また同じ失敗をしてしまったことが悔しくて、つい「怒る」という態度にでてしまったかもしれない。

そうか、先生に怒られるということは、僕が同じ失敗をしないように、次はちゃんとできるようになるためなんだ。

今日は、先生に、怒られたけど、次また怒られないようにどうすればいいかを考えることができた。

とまぁ、こんな理屈じみたことを書く子供はいないかもしれませんが、要は、よくない事があっても、自分の考え方次第で、「いいこと」に変えることができる。

今日あったことを、自由に、自分勝手に「いいこと」にすり替えるエッセイを綴る事ができるのが、日記の効用でもあるのです。

悪いことを、いいように捉える事を、「ポシティブ思考」といったりしますが、日記は、どんなにつらいことがあっても、ポシティブに書くことができる「ポシティブ日記」なのだ。

子供は、ネガティブなことを、ポシティブに考える力をまだもっていません。そんなときこそ、お父さんやおかあさん、おじいちゃん、おばあちゃんに、教えてもらうのです。

そうすれば、次第に、「こういう事があった時は、こう考えよう」という、想像力が徐々についていきます。

毎日、「ポシティブ日記」を書き続けることで、辛いことを良いことにおきかえるにはどうすればいいかを想像する力が養われていくのです。

「今日、自分にできたこと」は何だったのか、という事だけを思い出し、その事だけを日記に書く習慣をつけることで、自分にできる事が少しづつ記憶され、自分に自信が持てるようになると聞きます。

自分に自信が持てるようになることを、専門用語では、「自己肯定感」といいます。

願いや夢を実現させるには、意思と、それを描く想像力がえ大切です。そして、必ず望みを叶えるるぞっていう、自己肯定力を高く持てる能力が身に付けば最強。その最強のツールこそが、いいことを綴る「いいこと日記」。おすすめだぞぉ。