「今日できたことは、明日もできる」心理を習慣化にしてみる

「今日できたことは、明日もできる」心理を習慣化にしてみる

「続けねばならぬ」は続きにくい

人は誰でも何かを続けようと思うと、「さぁ、今日から続けよう!」って噴気張ってしまいがちになります。

おもしろいことに、人は、「今日したことは、明日もしてしまう」と思ってしましまったり、「今日起きたことは、次もまた起きてしまう」と思ってしまう。

そこで、この心理を「習慣化」に利用することもできたりします。

とある、タバコの禁煙に関する実験のお話があります。

あるグループには「タバコの量を減らすように努力してください」と伝えました。

またあるグループには「1本のタバコを、明日も明後日もずっと吸い続けなければいけない、と思ってください」というふうに指示しました。

すると、「吸わないように」「減らすように」と指示したグループよりも、「吸い続けなければいけない」と指示したグループの方が、喫煙の数量が減ったのです。

また、「今日5本吸うと明日も5本、今日10本吸ったら明日も10分本というように、今日の行動で明日の行動まで決まると思ってやってください」という指示をすると被験者たちのタバコを吸う本数が激減したそうです。

今日の少しは、明日の少し、あさっての少し、が続く

つまり、人というのは「将来も今日と同じことが続く」と思うと、今日この瞬間の行動に大きく影響が及ぶとされている。

なので、タバコの実験でも、「明日」以降を意識したことで喫煙の本数に影響が出たというわけです。

何か少しでも取り組めたことがあったら、「今日できたから明日もできる」と捉えてみよう。反対に、マイナスな行動に関しては「明日もそうなってしまう」とやる前に考えてみるのです。

例えば、勉強しようとしたが、「少しだけうたた寝」で寝ると朝まで寝てしまうと、明日も同じような行動をとってしまう、と考えてみてください。

すると、「濃いめのコーヒーでも飲んで眠気を覚ましてみよう」とか、「今から10分だけでもやってみよう」と行動する方に“気持ちが向く”はずです。

また、10分しか勉強できなかったときには「少ししかできなかった」ではなく「今日10分はできたんだから、明日もできる!」と思う事がポイント。

そうすれば、取り組もうという気持ちを保つことができたりするのです。是非、試してみて下さい。

「今日くらいは別にいいか」は「明日もしてしまう」であり、「今日少しできた」は「明日もできる」ものだと、自分の中でそう思い込んでしまう。

その思い込みの心理をうまく利用してみようというのが、この方法です。

ただ、気をつけなくてはいけないのは、1日でする量をあまり、「やりすぎない」ことです。

その日にできたことは、明日もできるはず。と思ってしまうという事は、明日も無理してやり過ぎないといけなくなってしまうため、かえって挫折してしまいかねません。

習慣にするというのは、あなたのルーチンです。

なんなくこなせるペースを保ち、そして気持ちの上では、「今日の行動を一生続けよう」と考えることが、大きな一歩となるでしょう。